PayPayの請求書払いとは、電気代や水道代、ガス代や税金などの公共料金の支払いをPayPayで行うことができるサービスです。
コンビニなどにわざわざ支払いに行く手間や銀行から現金をおろす手間が省け、スマホ一つで家で支払いが完了するため便利です。
ただ、手持ちの振り込み票がPayPayに対応しているかを事前に確認する必要があります。
PayPayクレジットを利用して支払うことで、事前にチャージする必要がなく翌月にまとめて支払うこともできます。
また、PayPayで請求書払いを行うと領収書が発行されない点や二重払いをしてしまう可能性がある点、手数料が発生する点に注意が必要です。
二重払いを防ぐために、支払った請求書の管理方法を工夫したり、領収書が必要な場合はコンビニや金融機関で支払いをおこなうなどの対策を事前に確認しましょう。
今回は、PayPayの請求書払いについて、利用方法から注意点まで詳しく解説します。
PayPayで請求書払いを行う方法
- 紙の振込票をスキャンして支払う方法
- 支払いの予約をする方法
- オンライン請求書を支払う方法
PayPayで請求書払いを行う方法は、紙の振込票をスキャンする方法と先の支払いの予約をして支払う方法、オンライン請求書を支払う方法の3種類があります。
スキャンするだけで簡単に支払いを完了することができます。
ここでは、PayPayで請求書払いを行う方法を3つに分けて紹介します。
1.紙の振込票をスキャンして支払う方法
まずは、紙の振り込み票からスキャンして支払う方法を紹介します。
PayPayアプリを立ち上げ、メニューの「請求書払い」を選択し、「請求書をスキャンする」をタップします。
その後、カメラが起動したら請求書のバーコードまたはQRコードを読み取り支払金額や内容を確認しましょう。
「支払う」ボタンをタップすると支払いが完了します。
2.支払いの予約をする方法
PayPayで請求書払いを行う際、支払日が先のものは予約して支払いをすることができます。
支払いの予約をすることで、支払い忘れを防ぐことができ便利です。
支払いの予約方法は、PayPayアプリの「請求書払い」から「請求書をスキャンする」をタップして、起動したカメラからバーコードまたはQRコードを読み取ります。
「支払い予約をして後で支払う」をタップして、支払日を選択すると、指定日になったときに自動的に決済が行われます。
3.オンライン請求書を支払う方法
オンライン請求書に切り替えておくと、次回以降の支払いをPayPayアプリ内で完結することができます。
利用方法は、紙の請求書を使用してPayPay請求書払いを行った後、支払い完了画面より「オンライン請求書に変更する」をタップして必要事項を入力します。
入力後、利用申請を行うと次回からオンライン請求書で支払うことができます。
ただ、オンライン請求書に対応しているサービスが少ないため利用が限られる点に注意が必要です。
オンライン請求書に対応しているかを事前に確認しておきましょう。
PayPayで請求書払いを行う際の注意点
- 領収書が発行されない
- 二重払いをしてしまう可能性がある
- 手数料が発生する
- PayPayマネーとマネーライトで対応している請求書が異なる
- ポイントは付与されない
PayPayで請求書払いを行うと便利ですが、利用する上で注意すべき点があります。
ここでは、PayPayで請求書払いを行う際の注意点を5つ紹介します。
1.領収書が発行されない
PayPayで請求書払いを行った場合、領収書や納税証明書が発行されないため注意が必要です。
領収書が必要な場合もあるため、その場合は、振込票や納付書に記載されている金融機関やコンビニで支払いを行うようにしましょう。
2.二重払いをしてしまう可能性がある
PayPayで請求書払いを行った場合、紙の請求書がそのままの形で手元に残ります。
そのため、すでに支払ったのかまだ支払っていないのかが一目見るだけではわかりにくくなります。
PayPayで支払ったにもかかわらず、まだ支払っていないと勘違いしてコンビニなどで支払いを行った場合は二重払いになってしまいます。
PayPay請求書払いを利用する際は、支払い済みであることが目で見てわかるように対処しておくようにしましょう。
例えば、支払い済みの印鑑を押したり、受領証を分けて保管しておくなどの対策がおすすめです。
3.手数料が発生する
PayPayで請求書払いを利用する際は、一部手数料が発生するものがある点に注意が必要です。
公共料金や税金の支払いでは基本的に手数料は発生しませんが、ソフトバンクの料金やネットショップの支払いの場合は一部手数料が発生するものがあります。
事前に手数料の有無を確認しておくようにしましょう。
また、支払い方法を「PayPayクレジット」に設定している場合は、リボ払いや分割払いを選択していると手数料が発生します。
手数料を抑えたい場合は出来る限り一括で払うようにしましょう。
4.PayPayマネーとマネーライトで対応している請求書が異なる
PayPayの請求書払いの料金をPayPay残高で支払う場合は、請求書によって使える残高の種類が異なります。
PayPayマネーは本人確認が必要で払い出しができる残高で、PayPayマネーライトは本人確認が不要で払い出しができない残高の種類です。
税金など自治体への請求書払いの場合は、PayPayマネーに限り利用することができます。
その他の公共料金などの税金以外の請求書払いはどちらの残高も利用することができます。
税金を支払い際にPayPayマネーをチャージするためには、事前にアプリで本人確認を済ませたうえで、銀行口座またはヤフオクの売上金、コンビニ銀行ATMよりチャージしましょう。
PayPayカードとキャリア決済によるチャージは、本人確認が済んでいてもPayPayマネーライトに分類されるため、税金の支払いに使えないので注意が必要です。
5.ポイントは付与されない
PayPayを利用して買い物をすると、1ポイント1円で利用できるPayPayポイントが付与されます。
しかし、PayPayの請求書払いの場合は支払いによるポイントが付与されないため注意が必要です。
ただし、PayPayステップの達成条件である回数や金額にはカウントされるため、請求書を支払う際はPayPayをおすすめします。
PayPayで請求書払いを行うメリット
- スマホ一つで支払いができる
- PayPayクレジットを利用すると翌月払いにできる
PayPayで請求書払いを行うと、コンビニや金融機関に出向く必要がないためいつでもどこでも簡単に支払いを完了させることができます。
ここでは、PayPayで請求書払いを行うメリットを紹介します。
1.スマホ一つで支払いができる
PayPayの請求書払いを利用する上での一番のメリットは、コンビニや金融機関に出向く必要がなく、スマホ一つで自宅で支払いを完了できることがあげられます。
コンビニに行く手間や現金を下ろす手間を省けるため便利です。
支払期日なのに現金を下ろし忘れてしまったなどのトラブルを防ぐことができます。
また、請求書が他人の目に触れる心配がないため、公共料金の支払額や納税額を見られてしまうこともありません。
2.PayPayクレジットを利用すると翌月払いにできる
PayPay請求書払いはPayPayクレジットにも対応しているため、事前にチャージせず翌月払いで支払いをすることができます。
翌月1回払いであれば手数料も無料です。
ただし、分割払いやリボ払いで設定している場合は手数料が発生するため注意しておきましょう。
PayPayクレジットの利用分は、紐づけしているPayPayカードに請求されます。
まとめ
PayPayの請求書払いは、スマホ一つでガス代や電気代、水道代や税金など公共料金の支払いを完了できるため便利なサービスです。
請求書払いを行う方法は、紙の振込票をスキャンして支払う方法と支払いの予約をする方法、オンライン請求書を支払う方法の3種類があります。
PayPayの請求書払いに対応していない支払いもあるため、事前に対応可能かを確認しておくことをおすすめします。
また、PayPay請求書払いの場合は領収書が発行されない点やポイントが付与されない点に注意が必要です。
他にも、PayPayで支払った請求書を、まだ支払っていないと勘違いして再度コンビニで支払ってしまうといった二重払いをしてしまうトラブルが発生する可能性があるため、トラブル対策をとっておくようにしましょう。
また、PayPayクレジットを利用することで支払いを翌月に回すこともできます。
注意点に気を付けて利用すれば、自宅で簡単に支払いが完了できる便利なサービスとして活用できるので、PayPay請求書払いはおすすめです。
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