PayPayマネーは足りていないけど、PayPayポイントは十分あるから「送る」に使えないだろうか
と考えたことはありませんか?
ポイントを使えるなら、チャージせずに送れるし、お得な気分にもなりますよね。
そこで、この記事では
- PayPayポイントを送る方法はあるのか
- PayPay残高を送る4つの方法
- PayPayの「送る」を使うメリット
- PayPayで「送る」を使う時の注意点
についてお伝えします。
PayPayポイントを送る方法は?
- PayPayポイントは「送る」で使えない
- PayPayポイントをPayPayマネーに換えれば送れる
結論から述べると、PayPayポイントをそのまま送る方法はありません。
では、PayPayで送るときに使える残高は何なのでしょうか。
また、PayPayポイントを「送る」で使えるようにする方法は、何かあるのでしょうか。
この2点について、以下で説明します。
PayPayポイントは「送る」で使えない
PayPayポイントの注意事項には、出金や譲渡ができないとあります。(2024年2月現在)
譲渡、つまり「送る」機能でPayPayポイントは使えません。
PayPayで「送る」を利用する時は、PayPayマネーかPayPayマネーライトを使いましょう。
PayPayポイントをPayPayマネーに換えれば送れる
ただし、PayPayの資産運用を利用すれば、PayPayポイントをPayPayマネーに換えることができます。
PayPayの資産運用は、ポイントで投資できます。
そして、引き出し時にはPayPayマネーで引き出せます。
つまり、PayPayポイントは資産運用を通してPayPayマネーに交換できるのです。
ただし、投資ですのでポイントが減るリスクがあります。
また、投資時や引き出し時に、取引手数料が引かれます。
さらに、投資先によっては引き出しに時間がかかる場合もあります。
よって、投資に抵抗がなく、すぐに「送る」機能を使わない場合は、資産運用でポイントをPayPayマネーに換えてみてもいいかもしれませんね。
PayPay残高を送る方法を紹介!
- 相手のQRコードを読み取って送る方法
- 携帯電話番号またはPayPayのIDに送る方法
- リンクを作成してSNSで送る方法
- グループ払いで残高を送る方法
少し手間がかかりますが、PayPayポイントをPayPayマネーに換えれば「送る」機能を利用できます。
PayPayの「送る」方法は複数あるので、用途に合わせて方法を選びましょう。
そのため、どんな方法があるのか先に確認しておくといいですね。
そうすれば、スマートにPayPayの「送る」を使いこなせますよ。
1.相手のQRコードを読み取って送る方法
その場に相手がいる場合は、QRコードを使った方法がスピーディでおすすめです。
手順は以下の通りです。
- ホーム画面の「スキャン」を押して、相手のマイコードを読み取る
- 金額を入力して「次へ」を押す
- 内容が合っていれば「○○円を送る」を押す
相手の受け取りで、完了です。
2.携帯電話番号またはPayPayのIDに送る方法
電話番号やPayPay IDを検索して送る方法もあります。
PayPay IDとは、自分で設定できるIDのことです。
電話番号など個人情報を伝えたくない場合は、PayPay IDを伝えて送る方法がおすすめです。
手順は以下になります。
- ホーム画面の「送る」を押す
- 画面下の「送る」を押して、「PayPay IDや電話番号で送る」を選ぶ
- PayPay IDや電話番号を入力して、送る相手を選ぶ(受け取り手が表示名を設定している場合は、表示名で出てきます)
- 金額を入力して「次へ」を押す
- 背景やメッセージを入れる(任意)
- 内容に間違いがなければ「○○円を送る」を押す
相手が受け取れば、完了です。
3.リンクを作成してSNSで送る方法
SNSで繋がっている相手には、リンクを作成してPayPay残高を送る方法があります。
手順は、次の通りです。
- ホーム画面の「送る」を選ぶ
- 画面下の「送る」から「SNSで送る」を選ぶ
- 金額を入力して「次へ」を押す
- 背景やパスコードを設定する(任意)
- 内容が合っていれば「〇円のリンクを作成する」を押す
- リンクを送る手段(LINEやメールなど)と送り先を選び、送る
「ポチ袋を送る」も同じ方法で送れます。
「ポチ袋を送る」と「SNSで送る」の違いは、受け取る前に金額が表示されるかどうかです。
「ポチ袋を送る」の場合は、受け取るまで金額が表示されません。
そのため、お祝いなどのプレゼントで渡す時に、「ポチ袋を送る」がおすすめです。
4.グループ払いで残高を送る方法
飲み会や旅行などで、まとめて支払いをした(された)場合、グループ払いの「送る」機能が便利です。
グループ払いでは、自分が幹事(請求する)場合と支払う場合の2つの方法を押さえましょう。
請求する場合
請求する場合は、以下の手順になります。
- ホーム画面の「送る」で出てきた画面下の右にある青い丸いボタンを押す
- グループメンバーを選ぶ(履歴がない場合は検索をして追加するか、その場にメンバーがいれば相手のマイコードをスキャンして追加)
- グループ名を入力する(任意)
- 「グループを作る」を押す
- 請求するトータルの金額を入力する
- 「次へ」を押し、メンバーの支払い金額を確認する(支払額がメンバーによって違う場合は変更する)
- メンバーと金額に間違いがなければ、「グループ支払いを作る」を押す
以上で、請求する側の作業は終わりです。
支払う場合
グループ払いの支払いをする場合は、2通りの方法があります。
- 通知から支払う
- 「送る」機能から支払う
通知は、ホーム画面で「○○さんからグループ支払いが届いています」と表示されます。
この表示をタッチして、次の画面の「支払う」を押せば支払い完了です。
通知が消えてしまった場合はホーム画面の「送る」からグループチャットを選択します。
すると、同様に「支払う」のボタンがあるので、そのボタンをタッチすれば完了です。
PayPayの「送る」機能を使うメリット
PayPayの「送る」機能の最大のメリットは、「割り勘をする時に便利」という点ではないでしょうか。
もちろん、PayPayの「送る」機能には様々なメリットがあります。
- 手数料がかからない
- 1円単位で送れる
- 加盟店が多いので受け取った側も使いやすい
以上のポイントも、使いやすい点と言えます。
でも、手数料無料や1円単位で「送る」機能は、他のキャッシュレス決済サービスでもありますよね。
例えば、楽天ペイ、LINEペイ、d払いなども「送る」機能が使えます。
しかし、「割り勘をする時に便利」はPayPayならではのメリットです。
以下で詳しく見ていきましょう。
割り勘をする時に便利
PayPayのグループ払いは、割り勘をする時にとても使いやすいです。
その理由は、以下の通りです。
- 支払い総額から自動で金額を計算してくれる
- 個別で金額が違う場合も対応可能
- 誰が支払ったかすぐわかる
- グループ名を付けられるので、何の支払いか明記しやすい
楽天ペイやLINEペイ、d払いの「送る」には自動計算の機能はありませんでした。(2024年3月現在)
アプリ1つで割り勘の計算から請求までできるのは、魅力的ですよね。
PayPayの「送る」機能を使うときはここに注意しよう!
PayPayの「送る」機能で特に気を付けたい点は、「送る(受け取る)PayPay残高の種類を確認する」という事です。
PayPayの「送る」で使えるPayPay残高は、PayPayマネーとPayPayマネーライトとあります。
マネーとマネーライトでは、違いがあります。
そこで、
- マネーとマネーライトにどんな違いがあるのか
- なぜ、送る(受け取る)際にPayPay残高の種類を確認する必要があるのか
について、最後に確認しましょう。
送る(受け取る)PayPay残高の種類を確認する
PayPay残高の種類を確認する為には、まずPayPay残高の種類の違いを知っておかなければいけません。
PayPay残高は、PayPayマネー・PayPayマネーライト・PayPayポイントの3種類があります。
そこで「送る」に利用できるマネーとマネーライトの違いを最初に確認しましょう。
PayPayマネーとPayPayマネーライトの違い
PayPayマネーとPayPayマネーライトの違いを、以下の表にまとめました。
チャージ方法 | 本人確認 | 現金化 | |
---|---|---|---|
PayPayマネー | 銀行口座 セブン銀行やローソン銀行のATM Yahoo!のフリマやオークションの売上金 | 必要 | 〇 |
PayPayマネーライト | 上記の方法(ただし本人確認未設定の場合) PayPayカード PayPayクレジット SoftBankやY!mobileのまとめて支払い | 不要 | × |
PayPay残高として使う分には、マネーもマネーライトも違いはほとんどありません。
1番の違いは、現金化できるかどうかです。
- 本人確認済み
- 指定のチャージ方法
この2点を満たした場合のみ、現金化できるPayPayマネーとしてチャージされます。
つまり、PayPayマネーのチャージ方法でチャージしても、本人確認ができていなければマネーライトとしてチャージされます。
逆に、本人確認が済んでいても、マネーライトのチャージ方法でチャージすればマネーライトになってしまいます。
送金時(受取時)にPayPay残高の種類を確認する理由
PayPayを利用できる所は、たくさんあります。
しかし、全ての所でPayPayが使えるわけではありません。
したがって、出金できるPayPayマネーを受け取りたいと考える人は多いのではないでしょうか。
実際、PayPayマネーを送った(受け取った)つもりで実際はマネーライトだったというトラブルを目にします。
PayPayマネーを受け取る側も本人確認が完了していなければ、マネーライトでの受け取りになります。
そして、取引が完了すれば、やり直しができません。
その為、送金時(受取時)にPayPay残高の種類を確認することは大切なのです。
まとめ
- PayPayポイントは、そのままで「送る」には使えない
- PayPayの「送る」はQRコードや電話番号、リンク送信、グループ払いの手段が取れる
- グループ払いの割り勘はとても便利
- PayPayの「送る」はマネーとマネーライトが使えるので、利用の際に注意が必要
資産運用を利用すれば、実質PayPayポイントを「送る」で使えます。
PayPayの「送る」は、シーンに合わせた方法を選べて便利です。
特に、グループ払いができる点はPayPayの強みと言えます。
ただし、本人確認が未設定のままPayPay残高を送る(受け取る)と、出金できないPayPayマネーライトになります。
良い点・悪い点のどちらも確認して、賢く利用しましょうね。
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