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PayPay残高とは?種類や残高の確認方法・使えないときの対処法

PayPay残高とは、PayPay加盟店の支払いに1円単位で利用できる電子マネーのことです。

銀行口座やセブン銀行ATMからチャージすると、PayPay残高として利用できます。

しかし、PayPay残高は種類によって使い道が制限されてしまうことをご存じでしょうか?

今回は、PayPay残高の種類や残高の確認方法・使えないときの対処法について紹介します。

PayPay残高の種類について知りたい方や、PayPay残高があるのに使えなくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

PayPay残高の種類

PayPay残高は3種類あります。

  1. PayPayマネー
  2. PayPayマネーライト
  3. PayPayポイント

PayPay残高の種類によって使える機能が制限されます。それぞれの残高でできることを把握しておきましょう。

残高の種類PayPayマネーPayPayマネーライトPayPayポイント
本人確認必要不要不要
出金可能不可不可
税金の支払い可能不可不可
請求書払い可能可能可能
送る・受け取る機能可能可能不可
有効期限無期限無期限無期限

これから、3種類のPayPay残高について詳しく解説していきます。

PayPayマネー

PayPayマネーとは、本人確認後に銀行口座やセブン銀行・ローソン銀行のATMからチャージした残高です。チャージした残高は1円単位で利用できます。

Yahoo!フリマやYahoo!オークションの売上金もPayPay残高にチャージすると、PayPayマネーとして利用が可能です。

PayPayマネーでできることは以下の5つです。

  1. PayPay残高の支払い
  2. 出金
  3. 税金の支払い
  4. 請求書払い
  5. 送る・受け取る機能

PayPayマネーは出金や送金・税金の支払いなど、現金と同じように使えます。

銀行口座を登録してPayPay残高にチャージする場合には、必ず本人確認が必要です。

本人確認をすると、PayPayの機能をすべて利用できます。本人確認とは、マイナンバーカードや運転免許証で登録者本人か確認する手続きです。

本人確認前にPayPay残高にチャージした場合は、「PayPayマネーライト」となり、出金や税金の支払いができなくなります。

PayPay残高を出金したい方や税金の支払いをしたいという方は、必ず本人確認を済ませておきましょう。

PayPayマネーライト

PayPayマネーライトは、PayPayカードやクレジット(旧あと払い)でチャージした残高のことです。チャージした残高は1円単位で利用できます。

本人確認前にセブン銀行・ローソン銀行ATMでチャージした残高もPayPayマネーライトになります。

PayPayマネーライトでできることは以下の3つです。

  1. PayPay残高の支払い
  2. 税金以外の請求書払い
  3. 送る・受け取る機能

PayPayマネーライトでは本人確認の必要がありません。しかし、PayPayマネーのように出金はできないので、注意しましょう。

クレジット(旧あと払い)は、PayPayマネーのように税金の支払いも可能ですが、本人確認が必要です。

本人確認をしたくない方や日常使いでPayPayを利用する方は、PayPayマネーライトでも問題なく利用できます。

PayPayポイント

PayPayポイントは、PayPayの特典やキャンペーンで付与されるポイントです。付与されたポイントは、1ポイント1円で利用できます。

PayPayポイントでできることは以下の3つです。

  1. PayPay残高の支払い
  2. 税金以外の請求書払い
  3. ポイント運用

PayPay残高の支払いにPayPayポイントを利用する場合、PayPayポイントを利用する設定が必要です。

アプリホーム画面の「ポイント」を選択し、「ポイントの使い方設定を変更する」から「支払いに利用する」に変更しましょう。

注意点として、PayPayポイントは出金や送金・税金の支払いができません。さらに、クレジット(旧あと払い)やクレジットカード、PayPay商品券と併用できません。

PayPayポイントはPayPay残高の支払いで利用する以外に、ポイント運用というサービスでも利用可能です。

運用中のポイントは、いつでも手数料無料で引き出してPayPayポイントに交換できます。

PayPayポイントを手軽に消化したい方は、PayPay残高の支払いに利用する方法がおすすめです。

PayPay残高の確認方法

「自分が持っているPayPay残高の種類が知りたい」という方もいるかと思います。

PayPay残高の確認方法は以下のとおりです。

  1. ホーム画面右下にある「ウォレット」を選択
  2. PayPay資産横の「内訳・出金」を選択
  3. 各PayPay残高の内訳が表示される

PayPayマネーやPayPayポイントの残高を知りたい方は、上記の手順で確認してみましょう。

なお、PayPay残高を利用するときの優先順位は以下のとおりです。

  1. PayPayポイント(支払う設定の場合)
  2. PayPayマネーライト
  3. PayPayマネー

PayPayポイントは「支払いに利用する」設定をしている場合、優先的に消化されます。

PayPay残高の使い方

複数の支払い方法を登録している場合、PayPay残高を利用するには支払い方法の設定が必要です。

PayPay残高で支払う方法は以下のとおり。

  1. アプリホーム画面から「支払う」を選択
  2. バーコード下の現在設定されている支払い方法を選択
  3. PayPay残高を選択

PayPay残高を使って支払いたいときには、必ず支払い方法がPayPay残高になっているか確認しましょう。

PayPay残高が使えないときの対処法

ここからは、PayPay残高があるのに使えないという場合の対処法を紹介します。

対処法は以下の4つです。

  1. PayPay残高以外の支払い方法を選択している
  2. PayPayポイントを貯める設定にしている
  3. 支払いの上限額を超えている
  4. PayPay残高で税金や請求書の支払いができない

PayPay残高が使えないというトラブルを解決したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

PayPay残高以外の支払い方法を選択している

まずは、「PayPay残高で支払ったはずなのに、ほかの支払い方法で決済された」ときの対処法を紹介します。

ほかの支払い方法で決済された場合、支払い方法の選択がPayPay残高に設定されていないことが原因です。

支払い方法の切り替え方は、バーコード支払いとQRコードスキャン支払いで異なります。

バーコード支払いの場合

  1. アプリホーム画面から「支払う」を選択
  2. バーコード下の現在設定されている支払い方法を選択
  3. PayPay残高を選択

QRコードスキャン支払いの場合

  1. QRコードをスキャン
  2. 金額入力画面で「支払い方法」を選択
  3. PayPay残高を選択

店舗で支払う前に、必ず利用する支払い方法を確認しましょう。

PayPayポイントを貯める設定にしている

「PayPay残高があるのに支払いできない」という場合、ポイントを貯める設定にしていることが考えられます。

PayPayポイントは、初期設定のままだとポイントを貯める設定になっています。

ポイントを支払いで利用する場合は、ポイントの使い方設定を「ポイントを支払いに使う」という設定が必要です。

ポイントを使う設定は以下の通りです。

  1. PayPayアプリを起動
  2. 画面下部の「ウォレット」を選択
  3. ウォレット画面の「使えるポイント」を選択
  4. 「ポイントの使い方設定を変更する」を選択
  5. 「支払いに使う」を選択し、右上の「保存」を選択

PayPay残高があるのに支払いができないという場合は、ポイントの利用設定を確認してみましょう。

支払いの上限額を超えている

「PayPay残高で高額決済ができなかった」という場合、支払いの上限額を超えている可能性があります。

PayPayでは、支払いやPayPay残高へのチャージで利用できる上限金額が設定されています。

PayPay残高を誰かに送るときには、過去24時間で10万円・過去30日間で50万円が上限です。

PayPay残高で支払う場合、過去24時間で50万円・過去30日間で200万円を超えると、支払いが制限されます。

高額な支払いをするときや、過去30日間で利用した金額が200万円近い場合は、支払いができなくなるので注意しましょう。

PayPay残高で税金や請求書の支払いができない

「PayPay残高で税金や請求書の支払いができない」という場合、本人確認が完了していない可能性があります。

PayPay残高で税金を支払うには「PayPayマネー」しか利用できません。

PayPayマネーを利用するには、本人確認後に銀行口座の登録やセブン銀行・ローソン銀行ATMからチャージが必要です。

また、PayPayポイントは税金や請求書の支払いには利用できません。

PayPay残高で税金や請求書の支払いをするときには、必ず「PayPayマネー」の残高を確認してから利用しましょう。

PayPay残高の仕組みを知ってスマートに会計しよう!

今回はPayPay残高の種類や使い方について紹介しました。

PayPay残高の種類によっては、出金や税金の支払いができないこともあるので、残高の種類を理解しておくことが大切です。

PayPay残高の仕組みを知ることで、よりスマートに会計ができます。

PayPay残高を上手に活用したいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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