PayPayクレジット(旧あと払い)とは、PayPayの支払い方法のひとつです。
残高払いよりもメリットが多い支払い手段ですが、PayPayクレジット(旧あと払い)はだれでも使えるわけではないため、どういったサービスなのかよく知らない人も多いでしょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)とはどんなサービスなのかを紹介します。
審査基準や使い方、2つあるデメリットの対策方法についても解説するので、参考にしてください。
PayPayクレジット(旧あと払い)の基本情報
PayPayクレジット(旧あと払い)は、その月に利用した金額が翌月にまとめて引き落としされるPayPayのサービスのひとつです。
事前にチャージしておく必要がないので、残高を気にせず支払いができます。
ポイント付与率は残高払いの2倍となっており、利用額の1%がポイント還元されます。
前月に200円以上の買い物が30回以上あったり、その月の支払額が10万円以上なったりしたときは、さらに0.5%分上乗せされポイントが溜まりやすいのも特徴です。
年会費や手数料は無料で、申し込み後の審査にクリアすればすぐに利用できます。
審査基準や限度額についても見ていきましょう。
審査基準
PayPayクレジット(旧あと払い)の審査基準は公開されていませんが、以下の3つの条件を満たしていれば、審査に通る可能性が高いです。
- 年齢が18歳以上(高校生を除く)
- 本人または配偶者に安定した収入がある
- 本人確認ができる携帯電話番号がある
PayPayクレジット(旧あと払い)の審査は、最短7分で完了します。24時間好きな時間に申請可能です。
万が一審査に落ちても、再申請することもできますが、上記の条件を満たしてなければ、再申請しても落ちる可能性が高くなります。
再申請する場合は、審査に通りやすくなるよう上記の条件をクリアしましょう。
限度額
PayPayクレジット(旧あと払い)の限度額は、24時間以内なら50万円、過去30日間以内なら最大200万円まで利用できます。
PayPayクレジット(旧あと払い)を残高にチャージした場合も同じ限度額です。
ただし、本人確認が完了していない場合は、24時間以内・過去30日間以内とも最大10万円になります。
限度額を増やしたい場合は、本人確認もあわせて行いましょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)の登録方法
PayPayクレジット(旧あと払い)の登録方法を、PayPayカードをもっている人と持っていない人とに分けて紹介します。
PayPayカードを持っていない人
- ホーム画面「残高」を右へスワイプ
- 内容を確認し、同意をタップ
- 個人情報を入力
- プラスチック製カードの有無を選択
- 口座を登録
PayPayクレジット(旧あと払い)審査が完了すると、バーチャルカードが発行されます。バーチャルカードは、仮想クレジットカードです。
Visa・Mastercard・JCBクレジット加盟店で使えるクレジットカードを希望する場合は、プラスチック製カードの申し込みも可能です。
希望したときは、審査完了後から1週間程度で自宅に届きます。
PayPayカードを持っている人
- ホーム画面「残高」を右へスワイプ
- 内容を確認し、同意をタップ
- 内容を確認し、「PayPayアプリに登録する」をタップ
PayPayカードを持っている場合は、アプリとYahoo! JAPAN IDを連携が必要です。
すでに連携済みの場合は、最短20秒でPayPayクレジット(旧あと払い)が設定できます。
PayPayクレジット(旧あと払い)の使い方
PayPayクレジット(旧あと払い)を店舗決済する場合は、スキャナーで読み取る方法とQRコードを読み取って決済する方法があります。
「PayPay!」という音がすれば、支払い完了の合図です。
オンライン決済の方法もあわせて解説するので、参考にしてください。
スキャナーで読み取る場合
- ホーム画面「残高」をスワイプして「クレジット」に
- 「支払う」をタップ
- スキャナーでバーコードを読み取り
「残高」を「クレジット」に変えると、赤い画面から青い画面に切り替わります。この状態で、支払いを行いましょう。
QRコードを読み取る場合
- ホーム画面「残高」をスワイプしてクレジットに
- 「スキャン」をタップ
- QRコード読み取り
- 金額を入力
- 「支払う」をタップ
QRコードを読み取る場合は、自身で利用額を入力します。入力間違いがないよう気を付けてください。
オンラインで決済する場合
オンラインストアで決済するときは、決済方法に「PayPayあと払い」を選択します。
その後は、サイトの指示に従って支払いをしましょう。
もしPayPayアプリに移動した場合は、「支払う」をタップして支払いを完了させます。
PayPayクレジット(旧あと払い)のデメリットと解決方法
PayPayクレジット(旧あと払い)のデメリットは2つです。デメリットの解決方法もあわせて紹介します。
リボ払いは手数料がかかる
PayPayクレジット(旧あと払い)のリボ払いでは、実質年率18%の手数料が発生します。
PayPayクレジット(旧あと払い)には、毎月の支払額を一定額にできる「まるごとフラットリボ」や、まとまったお金を用意できないときに使える「これだけスキップリボ」があります。
リボ払いは、毎月の負担を少なくできるのがメリットです。
しかし、利用額が増えれば増えるほど手数料が増えてしまうデメリットもあります。余計な出費が気になる場合は、一括払いにするのがおすすめです。
また、PayPayでは「リボ払いへの設定変更で5000ポイント付与」などのキャンペーンを行っています。
キャンペーンを利用したときは、ポイントをもらった後に一括払いに変更するのを忘れないようにしてください。
使い過ぎの恐れがある
PayPayクレジット(旧あと払い)は残高を気にせず使えるため、お金を使っている感覚が鈍くなりがちです。
気付かないうちに、支払い能力を超えた請求額になる恐れもあります。
PayPayアプリでは、取引履歴の確認ができます。
頻繁に使う場合は、定期的に取引履歴を確認し、いくら使っているかをチェックする癖をつけておくのがおすすめです。
PayPayクレジット(旧あと払い)ならチャージいらず
PayPayクレジット(旧あと払い)は、チャージなしで使えるPayPayの支払い方法です。
審査に通ればすぐに利用でき、残高を気にせず買い物ができます。
年会費や手数料が無料のほか、残高払いよりもポイント付与率がアップするメリットもあります。
チャージが手間だと感じている人や、まとまった金額の買い物をしたい人におすすめの支払い方法です。
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