PayPayの現金を引き出す方法を解説！残高を出金して現金化しよう

PayPayは残高を現金として引き出すことができます。

PayPayの出金方法を覚えておくと、チャージし過ぎたときや、現金が必要になったときに便利です。

しかし、PayPay残高の現金化はだれでもできるわけではなく、一定の条件を満たした人しか利用できません。

この記事では、PayPayで現金を引き出すときに必要なことや、出金方法を解説します。

PayPayを現金化するときの注意点も紹介するので、参考にしてください。

PayPayで現金を引き出すために必要なこと

PayPayで現金を引き出すには、残高がPayPayマネーであることと、振り込み先にする銀行口座の登録が必要です。

PayPayの出金条件を満たす方法を解説します。

PayPayマネー残高であること

PayPayの現金引き出しは、PayPayマネー残高のみが対象です。

PayPayマネーは本人確認が完了した人だけが使える電子マネーです。

PayPayマネーライトやPayPayポイントでは、現金を引き出せません。

本人確認は、マイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書のいずれか1点で可能です。

ホーム画面の「アカウント」から本人確認を済ませましょう。

PayPayマネー残高にチャージできるのは、銀行口座やPayPayフリマやヤフオクの売上金、コンビニATMからの現金チャージをした場合のみです。

PayPayカードやクレジット（旧あと払い）、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージすると、現金引き出しができないPayPayマネーライトとなります。

なお、本人確認前にチャージしたPayPayマネーライトは、本人確認後もPayPayマネーに変わることはないので注意してください。

PayPay残高の種類を知りたいときは、ホーム画面「ウォレット」から「内訳・出金」をタップして確認できます。

チャージしすぎたときや、急に現金が必要になったときに引き出したい場合は、本人確認を済ませてからPayPayマネーにチャージしましょう。

銀行口座の登録

PayPayで現金を引き出すには、本人名義の銀行口座の登録が必要です。

PayPayの出金は銀行口座のみとなっており、口座を通さず現金化はできません。

口座登録は、アプリホーム画面の「＞すべて」の中にある「銀行口座登録」から行います。

利用したい銀行を選択し、支店名や口座番号を入力しましょう。

「登録手続きをする」をタップすると各銀行のサイトに遷移するので、案内に沿って進めば登録完了です。

支店名や口座番号などの情報が間違えていると、きちんと振り込みがされません。

登録時は、キャッシュカードや通帳で間違いがないか確認してください。

現金を引き出せるのは個人口座のみとなっており、法人口座に出金はできません。

PayPayで現金を引き出す方法

PayPayで現金を引き出す方法を解説します。

1. ホーム画面「ウォレット」をタップ
2. 「内訳・出金」をタップ
3. 「出金」をタップ
4. 振り込みしたい口座を選択
5. 出金額を入力
6. 「出金する」をタップ

最後に「〇〇銀行に出金」という文字が出れば、出金申請完了の合図です。

現金の引き出しは、100円から1円単位で可能です。

ただし、PayPayマネー残高よりも多い金額は出金できないので、PayPayマネー残高よりも少ない金額を指定してください。

出金の取り消しはできないため、間違いがないように入力しましょう。

PayPayで現金を引き出すときの4つの注意点

PayPayで現金を引き出すときの注意点を4つ紹介します。

出金手続き前に確認しておきましょう。

振り込みはタイムラグがある

PayPayから現金を引き出すときは、振込先の金融機関によって振り込まれる時間が異なります。

金融機関	AM5時まで	AM5時以降
PayPay銀行	即時	即時
ゆうちょ銀行	3営業日後	4営業日後
その他の銀行	翌営業日	翌々営業日

PayPay銀行は24時間いつでも即時振り込みのため、急ぎで現金が必要なときはPayPay銀行の利用がおすすめです。

その他の銀行は振り込みまで時間がかかるので、時間に余裕を持って出金操作をしておきましょう。

振込予定日を確認したいときは、ホーム画面「＞すべて」から「取引履歴」をタップして、出金履歴からチェックできます。

「出金処理中」は振り込み待ちのことで、口座に振り込みされれば「出金完了」に変わります。

念のため、きちんと振り込みがされているか通帳記帳でも確認してください。

手数料がかかる場合がある

PayPayでの現金引き出しにPayPay銀行を指定した場合は、手数料が無料です。

しかし、その他の銀行は1回につき100円の手数料がかかります。

時間によって手数料が変わることはありませんが、振込先によっては手数料が引かれるので気を付けましょう。

出金には上限がある

PayPayで現金を引き出せる上限は、24時間で50万円です。

上限額を超えた場合は出金できないので、24時間以上経ってから再度申請しましょう。

このほか、不正利用防止や被害予防などのために、出金制限が行われる場合があります。

まれなことではありますが、出金制限を受けた場合は出金上限額が下がったり、出金できなくなったりします。

送金後の出金は相手も本人確認が必要

PayPayの「送る」を使ってPayPayマネーを送金後、相手が残高を出金したい場合は、送金相手も本人確認が必要です。

送った側が本人確認を済ませてPayPayマネーを送金したとしても、受け取り側が本人確認できていないと、その残高はPayPayマネーライトになるのです。

送金後に相手が現金化を考えている場合は、あらかじめ本人確認を済ませておくよう声掛けをしましょう。

現金が必要なときはPayPayから引き出そう

PayPayで現金を引き出すには、本人確認をしてPayPayマネー残高がある状態、かつ口座登録が必要です。

PayPayマネーへのチャージ方法は、銀行口座やPayPayフリマやヤフオクの売上金、コンビニATMからの現金チャージのみが対象です。

その他のチャージ方法はPayPayマネーライト残高となるため、現金化ができません。

口座登録済みであれば、PayPayの出金はアプリの操作だけで可能です。

チャージしすぎたときや、現金が必要になったときはPayPayから現金を引き出しましょう。