PayPayはキャッシュレスコード決済の中で有名で、多くの利用者がいます。
そんなPayPayが、他社のクレジットカードを利用してチャージすることを停止したり、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの支払いで毎月2回目以降手数料が発生するように変更となりました。
その変更に伴い、PayPay利用者から反対の声がたくさん上がり「PayPay 改悪」というキーワードが広まりました。
他にも、PayPayカード特典の付与に関しても変更となり、還元率が少し悪くなってしまいました。
これまで、PayPayカードを利用していた人やまとめて支払いのキャリア決済で月2回以上チャージしていた人、他社のクレジットカードを利用して残高にチャージしていた人は、サービス変更で注意する必要があります。
他のチャージ方法やPayPay以外のキャッシュレス決済を検討してみましょう。
今回はPayPayの改悪について、変更点や注意すべき人、PayPayの今後について紹介します。
PayPayの改悪とは?
PayPayの改悪とは、クレジットカードの新規登録を停止したり、PayPayカードのポイント特典の仕組みが変わるなどのサービス変更に伴って発生しました。
ポイント還元率が低くなってしまったり、他社のクレジットカードが利用できないため、一部のユーザーが反発してSNSなどで「PayPay改悪」などのキーワードが広まりました。
PayPayで改悪が続くといわれるサービスの変更内容
- PayPayステップおよびPayPayカード特典が利用金額200円ごとの付与に変更
- 他社のクレジットカードが利用不可
- 2回目以降のまとめて支払いに手数料が発生
PayPay改悪といわれるサービスの変更によって以下の3点が変更となります。
ここでは、変更内容について詳しく紹介します。
1.PayPayステップおよびPayPayカード特典が利用金額200円ごとの付与に変更
PayPayカードの以前の特典は利用金額につき1%となっていましたが、利用金額200円につき1%と変更になりました。
また、PayPayゴールドカードの場合も以前は利用金額につき1.5%の特典でしたが、利用金額200円につき1.5%と変更になりました。変更後は少し還元されるポイントが減ってしまいます。
2.他社のクレジットカードが利用不可
変更前までは、PayPayを利用した支払いの際に他社のクレジットカードでも決済できましたが、変更後はPayPayカードまたはPayPayゴールドカードのみの決済となります。
つまり、これまで他社のクレジットカードを利用していた人は他の決済方法を見直す必要があります。
変更後はPayPayを利用した支払いの決済方法は以下の4つとなります。
- PayPay残高
- PayPay後払い
- PayPayカード
- PayPayゴールドカード
3.2回目以降のまとめて支払いに手数料が発生
ソフトバンクまとめて支払いとは、スマートフォンなどの代金やAppleでの購入分を月々の携帯料金とまとめて支払うことができるサービスです。
PayPay残高をチャージする際、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いをチャージ方法としている場合は毎月2回目以降2.5%の手数料が発生します。
ただし、毎月初回のチャージは手数料無料で行うことができます。
手数料が2.5%発生するということは10000円チャージした場合250円の手数料が発生するということです。
そのため、一月の利用分は出来る限りまとめて1回でチャージをすることをお勧めします。
PayPayで改悪といわれるサービス変更で注意すべき人
PayPay改悪といわれるサービス変更で注意すべき人は以下の通りです。
- PayPayカードを利用している人
- PayPayカード以外のクレジットカードを紐づけてPayPayを利用していた人
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いで月に2回以上チャージをしていた人
PayPayカードを利用している人は今まで受けていた還元率より低くなります。
また、他社のクレジットカードを紐づけている場合、利用ができなくなるためPayPayカードに新規入会するなどの対策を検討しましょう。
しかし、PayPayカードは以前より少し還元率が悪くなってしまったので、他の決済方法を検討してみるのもよいでしょう。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでは、毎月2回目以降2.5%の手数料が発生します。
そのため、この決済方法を選択している場合は、一月のチャージを出来る限り1回で済ませるようにしましょう。
PayPayで改悪といわれるサービスへの対策
- PayPayカード・PayPayゴールドカードを作る
- チャージ不要で決済できるPayPay後払いを利用する
- auじぶん銀行からPayPayにチャージする
- 支払い時にラインペイをPayPay加盟店で利用する
PayPay改悪といわれるサービスの変更によって、他社のクレジットカードの利用ができなくなったり、還元率が悪くなったりします。
変更に伴ってよりお得に利用を続けるための対策を紹介します。
1.PayPayカード・PayPayゴールドカードを作る
改悪変更後より、PayPayを利用した支払の際に他社のクレジットカードを使って決済することができなくなります。
そのため、今まで他社のクレジットカードを利用していた人はPayPayカードを作る必要があります。
PayPayカードを新規作成することでポイントや特典をもらえることもできます。
これまでPayPayカードを作成していなかった人は、この変更を機会に新規入会して利用を始めてみましょう。
2.チャージ不要で決済できるPayPay後払いを利用する
PayPay後払いとは、利用した金額を翌月にまとめて支払うことができる支払い方法です。
翌月一回払いのため手数料は発生しません。
PayPayカードをもっていなくて後払いで対応したい人は、PayPayあと払いを利用してみましょう。
3.auじぶん銀行からPayPayにチャージする
auじぶん銀行とは、スマホアプリで残高照会や振り込み、定期預金、外貨預金などの銀行サービスができる銀行です。
三菱UFJ銀行への振込手数料が無料になるなど、セキュリティや特典にも充実しています。
PayPay残高へチャージすることによってauじぶん銀行にもポイントがたまるためお得です。
手数料が発生せず、かつポイントがもらえるチャージ方法のためおすすめです。
1回あたりのポイントはわずかですが、チャージやATM利用でPontaポイントをかならずもらうことができます。
4.支払い時にラインペイをPayPay加盟店で利用する
PayPay加盟店では、PayPay以外にもラインペイを使える場合があります。
ラインペイでは「チャージ&ペイ」という支払い方法があり、三井住友カード発行のVisaブランドの指定クレジットカードを登録して残高チャージなしで支払うことができます。
また、この方法で支払うと、利用時に5%のポイント還元を受けることができます。
還元率を考えるとチャージ&ペイを使うことでPayPay出の支払いよりもポイントが多く獲得できます。
他にも、ラインペイクーポンや特典クーポンも利用することができます。
PayPayのサービス変更の今後はどうなる?
PayPayのサービス変更によって、楽天ペイやラインペイ、auPAYなどの他サービスに乗り換えを検討している人が多いです。
楽天経済圏で楽天ポイントをたくさん貯めている人であれば楽天ペイを使うのが良いです。
他のキャッシュレス決済も利用できる店舗が多くなっていますが、やはりペイペイが最も利用可能な店舗が多いでしょう。
そのため、キャッシュレス決済をよく利用する人はペイペイの利用を続け、わざわざ乗り換える必要もないでしょう。
ペイペイの利用を続けたい人は、ペイペイカードを作って紐づけることで今回の件に関しては解決するでしょう。
ただし、人によってどのキャッシュレス決済があっているのかは異なるため、これを機に自分にあった決済方法を見直してみてもよいでしょう。
まとめ
今回はPayPayの改悪について紹介しました。
PayPayの改悪と呼ばれるサービスの変更点は以下の通りです。
- PayPayステップおよびPayPayカード特典が利用金額200円ごとの付与に変更
- 他社のクレジットカードが利用不可
- 2回目以降のまとめて支払いに手数料が発生
そのため、PayPayカードを利用している人やまとめて支払いでチャージしている人、他社のクレジットカードを紐づけている人は注意が必要です。
この変更によって、PayPay利用者であった人が楽天ペイやラインペイなどの他サービスへの乗り換えを検討している人が多いようです。
どのキャッシュレス決済があっているのかは人により異なるため、それぞれの特徴をとらえて自分に合った決済方法を選ぶようにしましょう。
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