PayPayフリマは、LINEヤフー株式会社が運営しているフリマアプリです。
個人間で気軽に取引が可能で、売上金の受取や支払いにPayPayを利用できるのが特徴です。
(※2023年秋に、PayPayフリマから名称が「Yahoo!フリマ」に変更となっています。)
今回はそんなPayPayフリマ(現Yahoo!フリマ)について、利用する際に発生する手数料がどれくらいなのか徹底調査しました。
利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
PayPayフリマの手数料はいくら?
PayPayフリマで発生する手数料は以下のとおりです。
- 出品する場合:販売価格の5%の販売手数料と振込手数料
- 購入する場合:なし
PayPayフリマは無料で会員登録ができます。
送料も出品者負担なので、購入するだけなら商品代金以外の手数料は一切なしで利用できます。
出品する際に必要な手数料は、商品が売れた際に発生する販売手数料と送料です。
販売手数料は、商品価格の5%に設定されています。
また、売上金を指定の銀行口座へ振り込む際には振込手数料も必要です。
PayPayフリマの手数料の種類
- 販売手数料
- 振込手数料
先ほども紹介しましたが、PayPayフリマでは出品する場合、上記2つの手数料が必要です。
それぞれについて詳しく解説します。
1.販売手数料
PayPayフリマの販売手数料は、販売価格の5%です。
他社のフリマサービスでは、販売手数料が10%に設定されているものもあるため、PayPayフリマはお得に利用できるというメリットがあります。
また、商品の送料はすべて出品者が負担することになっているので送料も必要です。
出品した商品が売れたら、販売手数料と送料が商品代金から引かれる仕組みです。
2.振込手数料
PayPayフリマでは、商品が売れた場合、その代金は一旦売上金として受け取ることになります。
売上金はPayPayにチャージして使うこともできますが、振込申請をすれば銀行口座に振り込むこともできるので、現金で受け取ることも可能です。
振込申請をする場合に必要な手数料は以下のとおりです。
振込手数料 | 申請可能額 | |
---|---|---|
PayPay銀行口座 | 無料 | 101円から可能 |
PayPay銀行以外の口座 | 1回100円 | 1円から可能 |
売上金から振込手数料を除いた全額が、指定した銀行口座へ振り込まれる仕組みです。
「5,000円分だけ振込申請したい」など、金額を指定して申請することはできないため、注意が必要です。
PayPayフリマで手数料を抑えて取引するための豆知識
- 初回出品は販売手数料が無料
- 振込口座にPayPay銀行を指定する
- 売上金をPayPayにチャージして利用する
- キャンペーン開催時に利用する
上記はPayPayフリマの手数料をできるだけ抑えるための方法です。
それぞれについて、詳しく解説します。
1.初回出品は販売手数料が無料
PayPayフリマは、初回出品に限り、販売手数料が無料になります。
例えば10,000円の商品が売れた場合、通常は500円の販売手数料が発生します。
しかし初回出品の場合は販売手数料が0円なので、500円分お得に利用できることになります。
販売手数料は販売価格の5%なので、金額の大きいものを出品する場合、手数料も高額になります。
そのため、まだPayPayフリマを利用したことがない人は、初回に金額の大きいものを出品することで手数料を大幅におさえることができます。
2.振込口座にPayPay銀行を指定する
売上金の受取口座をPayPay銀行以外の口座に指定している場合、1回振り込み申請をするごとに税込100円の振込手数料が発生します。
数ヶ月に1度など、振込申請をする頻度が少ない人はそこまで影響がないかもしれませんが、頻繁に振込申請をしたい場合は手数料が嵩んでしまいます。
一方、指定口座をPayPay銀行にした場合、振込手数料は何度申請しても無料です。
売上金をその都度手元に引き出したいという人は、指定口座をPayPay銀行にすることで手数料を大幅に節約することができるのでおすすめです。
3.売上金をPayPayにチャージして利用する
売上金は、銀行口座へ振込申請をするほかに、PayPayにチャージして利用することもできます。
チャージ手数料は無料なので、「PayPay銀行の口座を持っていないけれど、振込手数料を払いたくない」という人におすすめです。
チャージしたPayPay残高は、様々な支払いに使うことができます。
下記はその一例です。
- PayPayフリマをはじめとするYahoo! JAPANの各種サービス
- 全国のPayPay加盟店での支払い(コンビニエンスストア・ドラッグストア・飲食店など)
普段から電子マネーをよく利用する人には、便利かつお得なのでおすすめです。
4.キャンペーン開催時に利用する
PayPayフリマでは、不定期ですが出品手数料がお得になったり、PayPayポイントが当たるくじ、割引クーポンの発行など、様々なキャンペーンを実施しています。
過去には、以下のようなキャンペーンがありました。
- 期間中に売れた5,000円以下の商品は販売手数料が0円になるキャンペーン
- 条件を満たせば出品者の送料が0円になるキャンペーン
- 友達紹介で500円分のPayPayポイントがもらえるキャンペーン
- 初回出品の販売手数料が無料になるキャンペーン
このようなキャンペーンが開催されているタイミングを狙えば、通常よりお得にサービスを利用することができるのでおすすめです。
キャンペーンは期間限定のものが多いですが、友達紹介や初回出品の販売手数料が無料になるキャンペーンなど、随時開催しているものもあります。
PayPayフリマを利用する上での注意点
- 送料はすべて出品者が負担する
- PayPay銀行以外の口座への振込は手数料が発生する
- 初回出品の販売手数料が無料になるには条件がある
PayPayフリマを利用するうえで、覚えておいた方がよい注意点は上記のとおりです。
それぞれについて、順番に紹介します。
1.送料はすべて出品者が負担する
PayPayフリマでは、商品を発送する際の送料はすべて出品者が負担する決まりになっています。
送料や販売手数料は、売れた商品の販売価格から差し引かれます。
そのため、販売手数料と送料の合計が商品の販売価格よりも高くなってしまった場合、後日不足分の金額が請求される場合があります。
せっかく商品が売れたのに、売上がマイナスになってしまう可能性があるため、大型の商品など送料が嵩むものを出品する場合は注意が必要です。
2.PayPay銀行以外の口座への振込は手数料が発生する
先ほども紹介しましたが、売上金の振込先をPayPay銀行以外の銀行口座に指定した場合、1回あたり100円の振込手数料が発生します。
なるべく手数料を抑えたい人は、ある程度の売上金がたまってからまとめて振込申請をするか、PayPay銀行を振込口座に指定するのがおすすめです。
3.初回出品の販売手数料が無料になるには条件がある
PayPayフリマは、初回出品に限り販売手数料が無料になります。
ただし、手数料無料の対象となるのは『2022年2月9日以降に初めて出品し、初めて売れた商品』のみです。
つまり、2022年2月8日までに出品していた場合は、例え初めての出品だったとしても販売手数料は通常通りの5%かかってしまいます。
自分が販売手数料無料の対象かどうかは、出品フォームにある「販売手数料」欄をチェックしてください。
対象者だった場合は、「はじめて売れた商品は販売手数料0円」と表示されています。
また、はじめて売れた商品が何らかの事情で取引キャンセルになってしまった場合でも、初回販売手数料無料の特典は消化されてしまいます。
次回の出品からは販売手数料が5%発生するので注意してください。
まとめ
今回はPayPayフリマ(現「Yahoo!フリマ」)の販売手数料について詳しく解説しました。
同様のフリマアプリでは、販売手数料が10%のものが多いですが、PayPayフリマの販売手数料は5%です。
これは業界最安値水準だといえます。
また、振込手数料に関しても、PayPay銀行であれば何回でも無料なので、非常にお得です。
現金にこだわりがない人は、売上金をそのままPayPayにチャージして使うのも手数料がかからないのでおすすめです。
送料や手数料がお得になるキャンペーンが頻繁に開催されるのも魅力です。
フリマアプリの手数料をなるべくおさえて利用したいという人は、ぜひPayPayフリマの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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