PayPayでは、使い過ぎを防ぐためにチャージ上限額が設定されています。
PayPayのチャージ方法は、銀行口座やPayPayあと払い、クレジットカード、コンビニATM、キャリア決済などさまざまな方法があります。
ただ、上限額はチャージ方法によって大きく異なります。
例えば、銀行口座からのチャージの場合は、過去24時間で50万円、過去200万円となりますが、クレジットカードからのチャージの場合は、過去24時間で2万円、過去30日間で5万円と上限額が大幅に低くなります。
しかし、クレジットカードからのチャージであれば、本人認証を行ったり青いバッジをつけることによって上限額をアップさせることができます。
また、ほとんどのチャージ方法の上限額は時間ごとに設定されていますが、キャリア決済の場合のみ年齢で変わります。
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOのまとめて支払いからチャージを行っている場合は別で確認するようにしましょう。
今回は、PayPayのチャージ上限額について、上限額をアップさせる方法や確認方法、上限額についてよくある質問を解説します。
PayPayのチャージ上限額はいくら?
PayPayにはチャージ上限額が設定されています。
設定されているチャージ上限額は、チャージ方法により以下のよう異なります。
過去24時間 | 過去30日間 | |
---|---|---|
銀行口座 | 50万円 | 200万円 |
PayPayあと払い | 50万円 | 200万円 |
クレジットカードでチャージ | 25万円 | 25万円 |
本人認証済みのPayPayカードまたはヤフーカード | 2万円 | 5万円 |
セブン銀行ATM | 50万円 | 200万円 |
ローソン銀行ATM | 50万円 | 200万円 |
ヤフオク・PayPayフリマの売上金 | 50万円 | 200万円 |
銀行口座などのチャージ方法では、時間で上限金額が変わります。
24時間の上限額は、毎日0時にリセットされます。
クレジットカードでチャージを行うと上限額が低いため、上限を気にせずにチャージしたい人はそれ以外の方法がおすすめです。
逆に使い過ぎが心配な人は、あえて上限額が低い方法に設定しておくとよいかもしれません。
また、ソフトバンクまとめて支払いのキャリア決済の場合は、時間ではなく年齢によって上限額が変わります。
キャリア決済の場合、満12歳未満は1か月あたり2000円、満20歳未満の場合は1か月あたり20,000円、満20歳以上であれば1か月あたり100,000円となります。
PayPayのチャージ上限額を引き上げる方法
- 本人認証を行う
- 青いバッジをつける
PayPayのチャージ方法にクレジットカードを設定している場合は、本人認証を行ったり、青いバッジをつけることで上限額を引き上げることができます。
ここでは、PayPayのチャージ上限額を引き上げる方法を2つ紹介します。
1.本人認証を行う
クレジットカードでチャージを行う場合は、本人認証を行うことで上限額を引き上げることができます。
クレジットカードの通常のチャージ上限額は、過去24時間で5,000円、過去30日間で5,000円ですが、本人認証を行うと過去24時間で20,000円、過去30日間で50,000円まで引きあがります。
本人認証を行う方法は、まずPayPayアプリのホーム画面より「支払い管理」をタップして、本人認証を行いたいクレジットカードを選択します。
その後、「利用上限金額を増額する」をタップして「本人認証(3Dセキュア)を設定する」を選択すると入力フォームに移動します。
必要事項を入力すると本人認証の登録が完了です。
すぐに認証を完了することができるので、クレジットカードの登録をする際に同時に行っておくこと良いでしょう。
2.青いバッジをつける
PayPayの利用上限額を引き上げるもう一つの方法として、青いバッジをつける方法があります。
青いバッジとは、PayPayで定められている特定の条件を達成することでユーザー名の横に表示されるものを指します。
本人認証が行われたクレジットカードの上限額は、過去24時間で20,000円、過去30日間で50,000円ですが、青いバッジがつくと過去24時間で50,000円、過去30日間で250,000円と上限額が大幅にアップします。
ただし、青いバッジがつく条件は公開されておらず、PayPayで青いバッジが一度ついたとしても、利用状況によって消えたりついたりと変化します。
一度ついた青いバッジが消えてしまうと、利用上限額が元に戻ってしまうため、常時青いバッジの有無を確認しておく必要があります。
PayPayのチャージ上限額を確認する方法
- 過去24時間のチャージ上限額を確認する方法
- 過去30日間のチャージ上限額を確認する方法
PayPayのチャージ上限額を確認する方法は、過去24時間、過去30日間で異なります。
それぞれのチャージ上限額を確認する方法について紹介します。
1.過去24時間のチャージ上限額を確認する方法
過去24時間のチャージ上限額は、PayPayアプリの「残高」をタップするとすぐに確認することができます。
ただ、利用した合計金額が表示されるわけではないため注意が必要です。
利用済みの合計金額を確認したい場合は、取引履歴より自分で計算して確認する必要があります。
2.過去30日間のチャージ上限額を確認する方法
過去30日間のチャージ上限額を確認するためには、PayPayアプリのホーム画面より「すべて」を選択して「取引履歴」をタップします。
その後、「絞り込み」をタップして条件を絞り込んで取引履歴を検索します。
すると、直近1か月以内のPayPay残高の取引履歴が表示され、その画面で確認することが可能です。
この場合も過去30日間の合計の利用金額が表示されるわけではないため注意しておきましょう。
PayPayのチャージ上限額についてよくある質問
- PayPayのチャージ上限額を設定する方法は?
- PayPayのポイント還元にも上限はある?
- PayPayのオートチャージ機能とは?
PayPayのチャージ上限額についてよくある質問を3つ紹介します。
1.PayPayのチャージ上限額を設定する方法は?
決められたチャージ上限額内であれば、自分で上限を設定することができます。
通常の設定方法としては、PayPayアプリの「アカウント」より「セキュリティとプライバシー」を選択して「利用可能額の設定」をタップします。
そうすると1日当たりの利用可能額と1か月あたりの利用可能額を上限内で設定することができます。
利用可能額を選んで閉じるをタップすると、SMS認証が行われ設定完了です。
キャリア決済の上限額を設定する方法は、My SoftBankやMy Y!mobileにログインして設定する必要があります。
PayPayアプリ内だけでは設定できないため注意しておきましょう。
PayPayで定められている上限額が大きすぎるという人や使い過ぎ防止を徹底したい人は、自分で利用可能額を設定すると良いかもしれません。
2.PayPayのポイント還元にも上限はある?
PayPayで買い物をするとポイントが還元されますが、そのポイントにも上限があります。
キャンペーンによるポイント還元と通常のポイント付与の上限枠は異なります。
3.PayPayのオートチャージ機能とは?
PayPayのオートチャージ機能とは、残高が指定の金額以下になった場合に自動的にチャージされる仕組みです。
支払い時に残高が足りなくてチャージの時間が発生するといったタイムロスを防ぎ、スムーズに買い物ができるようになります。
オートチャージを設定するためには、PayPayアプリよりチャージ判定金額とチャージ金額を指定します。
残高が判定金額に達すると、登録している銀行口座から自動的にチャージが行われます。
レジで店員さんや他のお客様を待たせることなく買い物できる便利な機能です。
アプリからすぐに登録できるためぜひ利用してみましょう。
ただし、PayPayクレジットとPayPayカードはオートチャージの対象外となるため注意しましょう。
まとめ
PayPayでは、チャージ方法ごとにチャージ上限額が設定されています。
上限額が設定されていることで使い過ぎを防ぐことが可能です。
チャージ方法ごとに上限額は異なりますが、クレジットの場合は本人認証を行ったり青いバッジをつけることで上限をアップすることができます。
また、上限額内であれば、自分で利用可能額を設定することもできるため、使い過ぎが心配な人は自分で決めて設定しておくことをお勧めします。
他にオートチャージ機能についても紹介しているので、この記事を参考にして利用してみてください。
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