PayPayを普段から使っていると、PayPay銀行の利用を考える事もあるのではないでしょうか。
PayPay銀行は、インターネットバンキングです。
ネット銀行に不慣れな場合、キャッシュカードはどうなるのだろうか?と気になるかもしれませんね。
PayPay銀行では、キャッシュカードが発行されます。
そこでこの記事は、
- PayPay銀行のキャッシュカードで知っておきたい3つの点
- PayPay銀行のキャッシュカードは3ステップで作れる
- PayPay銀行のキャッシュカードの利用方法
について紹介します。
PayPay銀行のキャッシュカードとは?
- VISAデビット機能付き
- 提携するATMで使える
- デビット機能を使うと500円毎に1PayPayポイントがもらえる
PayPay銀行のキャッシュカードで押さえておきたいポイントは、以上の3点です。
それぞれ知っておきたいポイントや注意点があります。
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
VISAデビット機能付き
PayPay銀行のキャッシュカードは、VISAデビットカードと一体型です。
そのため、VISAのタッチ決済に使えます。
また、デビットカードなので、決済時に口座から引き落とされます。
使い過ぎの心配を防げるので、助かりますね。
提携するATMで使える
PayPay銀行はネット銀行ですので、提携先のATMでサービスを利用できます。
提携先の主なATMは以下になります。
- コンビニのATM
- イオン銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
セブン銀行やローソン銀行の場合、カードレスで利用することもできます。
その際は、あらかじめPayPay銀行アプリでカードレスATMの設定をしておきましょう。
ちなみに、入出金は、それぞれ毎月1回だけ手数料無料です。
また、3万円以上の取引の場合は、いつでも無料です。
デビット機能を使うと500円毎に1PayPayポイントがもらえる
この特典は、個人口座に対してのみになります。
また、PayPayアカウントと連携を先に済ませておく必要があります。
他にも、Revolutを通した利用の場合は特典がつかないので、注意が必要です。
PayPay銀行キャッシュカードの作り方
- 口座開設申込フォームに入力する
- ウェブで申込内容を入力する
- トークンアプリをダウンロードして設定を済ませる
PayPay銀行の口座を開設すれば、キャッシュカードを作れます。
ここでは、キャッシュカードを作るための3ステップを紹介します。
スムーズに作れるように、細かい手順や注意点を確認しましょう。
1.口座開設申込フォームに入力する
まずは、「口座開設を申し込む」のボタンをクリックします。
すると、メールアドレスを入力する画面になります。
メールアドレスを入力して送信すると、口座開設申込用のURLが届きます。
口座開設申込フォームには、以下の情報を入力します。
- 申込口座の種類
- 国籍
- 本人確認方法
申込口座は、「普通預金口座」と「カードローン同時申込」のどちらかを選べます。
また、日本国籍を持っているかどうかも入力が必要です。
本人確認方法は、「マイナンバーカードの読み取り」と「本人確認資料と自撮り」から選べます。
「マイナンバーカードの読み取り」は次のものを用意できる場合に利用しましょう。
- NFC対応のスマートフォン
- マイナンバーカード
- 署名用電子証明書パスワード
かざして決済ができるスマートフォンは、NFC対応です。
PayPay銀行のアプリで読み取りを済ませれば、次のステップに移ります。
2.ウェブで申込内容を入力する
次に、ウェブで申込に必要な情報を入力します。
申込内容は、以下の通りです。
- 氏名
- 性別・生年月日
- 自宅住所・電話番号
- 勤務先
- 取引目的
- 暗証番号・ログインパスワードの設定
以上の項目を入力し、内容と規約を確認します。
そして、「規約に同意して申し込む」を押します。
氏名や住所などは、提出資料と同じ表記で入力しましょう。
また、電話番号は携帯電話の番号を入力します。
「本人確認資料と自撮り」の本人確認方法を選んだ場合は、入力後「撮影はこちら」を押します。
すると、「本人確認資料の提出」画面に進みます。
運転免許証かマイナンバーカードを選択し、指示に沿って撮影しましょう。
提出資料の撮影が終われば、次は顔写真も同様に撮影します。
3.トークンアプリをダウンロードして設定を済ませる
ウェブの申し込みができたら、トークンアプリの初期設定をします。
以下の手順で行います。
- トークンアプリを起動する
- 規約に同意したら「登録を行う」を押す
- 店番号と口座番号を入力する
- ウェブで申し込んだ時に設定したログインパスワードを入力する
以上で、初期設定は完了です。
ログインパスワードを忘れた場合は、仮パスワードを発行できます。
その際は、仮パスワードを入力して設定を済ませましょう。
PayPay銀行キャッシュカードの使い方
- キャッシュカードとして使う
- VISAデビットカードとして使う
- J-Debitとして使う
PayPay銀行のキャッシュカードは、3種類の使い方ができます。
それぞれの使い方や気を付ける点を以下で紹介しますね。
1.キャッシュカードとして使う
キャッシュカードとして使う時は、「国内ATMとしてご利用」の矢印の方向に合わせて、ATMの挿入口に入れます。
もし利用できなかった場合は
- PayPay銀行と提携しているATMか
- キャッシュカードの挿入方向が合っているか
を確認しましょう。
以上の2点が正しいにも関わらず使えない場合は、磁気不良の可能性があります。
その場合は、カードの再発行をしましょう。
2.VISAデビットカードとして使う
PayPay銀行のキャッシュカードは、実店舗でもネットショップでもVISAデビットカードが使えます。
使い方は、以下になります。
店舗で利用する場合
- 支払い時に「VISAで」と伝える
- クレジットカードか聞かれたら「はい」と答える
- 暗証番号は必要な場合は、暗証番号を入力する
以上で決済できます。
デビットカードは1回払いしかできません。
もし店員に支払い回数を聞かれたら「1回で」と伝えましょう。
- ICチップ対応の端末機にかざす場合
- 1万円以上の買い物の場合
- 海外で買い物をした場合
以上の場合は暗証番号の入力かサインが必要です。
ICチップ対応のデビットカードを持っている場合は、ICチップ用に設定した暗証番号を入力します。
ICチップ非対応のデビットカードの場合は、キャッシュカードの暗証番号を入力しましょう。
ネットショップで利用する場合
- 支払い方法で「クレジットカード」を選択する
- カード番号・名義・有効期限・セキュリティコードを入力する
(VISA Secureを求められた場合)
- 本人認証の入力
- ログインIDの入力(未設定の場合は空欄のままで次へ進む)
- ワンタイムパスワードの入力
以上で、支払いの完了です。
名義の入力は「名」「姓」の順で入力しましょう。
セキュリティコードはカードの裏面にある3桁の数字のことです。
本人認証の入力では、カード番号・有効期限・セキュリティコード・氏名を入力します。
本人認証を入力すると、ワンタイムパスワードが発行されます。
パスワードの発行を確認したら、次の手順に進みましょう。
3.J-Debitとして使う
PayPay銀行のキャッシュカードは、J-Debitにも対応しています。
J-Debitとは、加盟している金融機関のキャッシュカードをデビットカードとして使うサービスの事です。
ただし、VISAデビットカードと使い方が少し違うので、気を付けましょう。
J-Debitは2通りの使い方があります。
使い方の手順を以下で紹介します。
デビット機能を使う時
- 商品の支払い時に「J-Debitで」と伝える
- キャッシュカードを端末に通してもらい、店員に金額を入力してもらう
- 入力金額を確認し、暗証番号を入力する
以上で支払いできます。
端末にカードを通す時は、「国内ATMのご利用」の向きで通してもらいましょう。
キャッシュアウトサービスを使う時
- 商品の支払い時に「J-Debitとキャッシュアウトで」と伝える
- 引き出す金額を伝える
- 店員がキャッシュカードを端末に通し、金額を入力する
- 入力金額に間違いがなければ、暗証番号を入力する
以上で、支払いと現金の引き出しが行えます。
ただし、キャッシュアウトは全てのJ-Debit加盟店でできるわけではありません。
「キャッシュアウトがご利用できます」というロゴがある加盟店で使いましょう。
また、キャッシュアウトのロゴがあっても、一部の金融機関しか対応していない場合もあります。
さらに、加盟店によっては引き出し時に手数料がかかる場合もあります。
キャッシュアウトサービスを利用する場合は、事前に店員に確認しておくと良いですね。
まとめ
- PayPay銀行のキャッシュカードは、キャッシュ機能とデビット機能がある
- デビット機能を使えば、500円ごとに1ポイント付与される
- キャッシュカードの作り方は「口座開設フォームの入力」→「ウェブで申込」→「トークンアプリの設定」の3ステップ
- PayPay銀行のキャッシュカードは、キャッシュカード・VISAデビットカード・J-Debitの使い方がある
PayPay銀行のキャッシュカードを持てば、支払い方法の幅が広がります。
また、デビット機能を使うことでポイント付与の特典もあります。
賢くPayPayを活用するために、この記事が参考になれば幸いです。
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